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おはようございます。
※本当は昨晩書いていたブログですが、夜間にまさかの来客があったため
持ち越してしまいましたwこのネタは次のMagazineにて
お問い合わせで意外と多いのが、
「ルペスで一発仕上げって本当に可能ですか?」
「EVOでシングルアクション後の目消しいけますか?」
といった研磨レンジ関連のものです。
一番多いのはBP関連の業者さんです。
「材料屋から買ったんだけど…」という方が多いですね。
購入時の説明不足なのかもしれませんが、想定していたよりも多くて驚きます。
せっかく高いポリッシャーを購入したのに勿体無いお話です。
そしてディテーリング関連の業者さんでも、比較的まだ開業されたばかりの方や、
割と年配の職人さんからもチラホラ、といったところでしょうか。
誤解しないで頂きたいのは、決してバカにしている訳ではありませんということ。
情報を配信すべき私たち販売側やメーカーサイドの課題なのですから。
なので今回は、研磨レンジについて少しご提案してみたいと思います。
研磨レンジ(Bulletの造語ですので正確なものではないかもしれませんが)とは、
適正研磨域のことで、例えばポリッシャーやバフが本来担うべき、または得意とする工程の範囲のことと勝手に定義付けています。
コンパウンドはとても分かりやすく研磨レンジが分かれていて、
粗目→細目→極細目→超微粒子と、段階が分かりやすくなっています。
BLTシリーズも、やはり同様に分かれています。
今回のお話の要点は、この「段階」がバフやポリッシャーにもあるということになります。
例えば、RSE-EVO(RSE-1250カスタムモデル)はこの研磨レンジが非常に広く、ポリッシャー本体のリピーターが数多く
いらっしゃるということからもその利便性や活躍具合が私たちに分かります。
ではEVOの研磨レンジって一体どんなところなんでしょう。
最も活躍するのは「仕上げ」の段階になります。
え?研磨レンジ広いんじゃないの?
確かに広いです。
ただ最も熱いスポットは仕上げの分野であり、初期研磨次第では中間研磨も十分にこなすことができるということで、
「使える範囲が広い、仕上げに最適なダブルアクション」がEvoのセールスポイントになります。
コンパウンドで言えば、超微粒子なんだけど、極細目の範囲にも十分使えますよという事です。
対してルペス(今回は当社がカット用に最適として推しているBR112でご説明します)では、
「中間研磨が最も得意」
であり、組み合わせるバフとコンパウンド次第では単色仕上げも行けなくはない
くらいのご説明をしています。
腕のいい職人さんは
「俺なら濃色仕上げる事ができる」
「ペーパー目消せる」
かもしれませんが、あくまで適性の話をしているので、
そう言われても「そうかもしれませんね」としか反応できません。
少し脱線をしてしまいましたが、
例えばポリッシャーにコンパウンドと同じ細目・極細などの住み分けがあるならば
シングルアクション=細目
BR112=極細目
EVO=超微粒子
のような分類になるかと思います。
“基本的には”このポリッシャーの得意分野の範囲(レンジ)に対し、似たような特性のコンパウンドとバフを
組み合わせる事がセオリーとなっています。
これが研磨レンジの基本的な捉え方なのではないかと思います。
まだ書き足りない事がありますので次回に続きます。