ミニダブルの選択肢

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一昔前まではエアツールのロータリーアクション（シングル・RAとも言う）のミニポリッシャーが割と主流で、Bulletの前身でもあるPro Polish Toolsでもちょこちょこと売れていましたが、最近はめっきりでございます。
代わりに「Metabo SXE400」や「RUPES LHR75E」などがそれ以上に売れ、ミニポリッシャーだけで磨き時代の変遷を見ているような感じですw
ちょっと大袈裟な話でしたね。そんなわけで本日はミニダブルを改めてご紹介したいと思います。

広がった選択肢

同じようなモデルが上記２つの他、最近「FLEX PROTON Smart XFE7-12 80」が加わり、当社ラインナップからは合計３種お選び頂く事ができるようになりました。
とはいえこの３つのモデルから１つを選ぶ方法…。よく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

パワーで言えばPROTON SMART

みなさん気にされるのはやはりパワーでしょう。３モデルのうち、最もハイパワーなのは「FLEX PROTON SMART（フレックス プロトンスマート）」でしょう！なんと言ってもスペックに現れるのがドイツらしいといいますか。この類のモデルには珍しい700Wモデルになります。このパワーを活かし、下から回せるトルクがプロトンスマートの大きなアドバンテージかと思います。
デメリットは他のモデルと比べると若干高額である事が挙げられます。

安定感の高いRUPES LHR75

もはや知らない者のない（ちょっとオーバー？）ルペスですが、当然ルペスからもミニダブルアクションがリリースされています。

プロトンスマートがリリースされる前はパワー重視で行くならルペス、仕上げならMetaboという住み分けが出来ていましたが、プロトンスマートがリリースされたことによってバランスが大きく変化しました。
確かに400Wという出力自体はFLEXに大きく水をあけられる形となりましたが、多くのモデルを輩出しているRUPESは物理的なスタビリティ（安定性）と製品そのもののスタビリティがあるのが特徴です。
製品のスタビリティとは何かと申しますと、例えば補修部品が割とすぐに入荷してくるところや、市場では比較的長く使用されているところ、弊社でも販売している改モデルがあったりする拡張性が挙げられます。つまり製品自体が成熟していると言って過言ではないということになります。この辺りはスペックでは埋められないものですので、ハイパワーミニダブルというカテゴリーではFLEX/RUPES共にそれぞれの良い点があるということになります。

仕上げは…

「おかぁ〜さぁ〜ん」というフレーズが続いた人はアラフォーですね笑
昔見た子供向け番組の歯磨きのコーナーで流れたワンフレーズです。

そう言えばBulletでは比較的初心者の方や、新入社員・パートさんなどにポリッシャー・バフ・コンパウンドを歯磨き用具に喩えて説明を行ったりします。
ポリッシャーが電動歯ブラシで、バフが替ブラシ、コンパウンドは歯磨き粉という喩え方をすると理解してもらいやすいですね。余談でした。

というわけで仕上げはMETABO SXE400となります。オービット（振れ幅）が3mmと細かいので、比較的柔らか目のバフ・コンパウンドと組み合わせて最終仕上げに用いるという点では他の２つにない特徴となりますので、細かい部分までしっかりと手を入れたい・入れなくてはいけない業者様にとって必須と言えるアイテムになります。
デメリットという部分は基本的な研磨力は決して高くはないので、初期研磨は別のモデルを組み合わせるか、中間研磨等はFC80EBなどの羊毛バフと極細目以上のコンパウンドを組み合わせて進めると良いでしょう。

トランスとの組み合わせがイイ！

それと、現在弊社から販売しているSXE400は米国からの輸入品の為、120V/60hz仕様になっています。東日本（50hz）圏内の方はそのまま使用するとややかったるさが残る仕様になっていますが、別売のトランスを併用すると本来のパワー感が発揮されます。
SXE400はキットになっている物があるので、こちらをチョイスするのもイイかもしれませんね。

実際に使い分けてみたい方は

いかがでしたでしょうか？少しでも通販のお役に立てたなら光栄です。
とは言え「使ってみないと分からないよ」というお客様はぜひ埼玉のお店へ足をお運びいただければと思います。実際に使い分けて比較検討をされるお客様は多いので、きっとご満足いただけると思います。

本日ご紹介した商品のおさらい