多様性のコーティング “IGUAZ-G”

IGUAZ-G 発売となりました！昨年10月ごろからお待たせしておりましたが、なんとか発売まで漕ぎ着けました。お客様及び関係各位には大変ご迷惑をおかけ致しました。諸々の準備を整え、今後の撥水系ガラスコーティングのスタンダードモデルとしてご愛顧頂きたく思います。

What’s IGUAZ-G

IGUAZ-Gはドクロの瓶のコーティング剤「Iguaz」の後継モデルとして登場しましたが、そのイグアス自体はどんなコーティングだったかというと、ガラスコーティングではないので施工後すぐに納車ができる塗り込み型のシリコーンコーティングです。ガラスコーティングではないため、保護性能は比較的低くなりますが、シリカスケールが付きにくく、施工後のボディがツルツルになるというガラスコーティングにはない特徴があります。現在も併売していますので、シリカスケールにお悩みの方はこちらがお勧めです。

“FunCruise Iguaz購入ページ”

しかしユーザーニーズは施工後うんぬん関係なくガラスコーティングにありました。撥水型ガラスコーティングで、かつ、ハイエンドモデルの「3D HYBRID COAT」よりも施工性が良いもの・納車までの時間が短くて済むものの要望が高く、3D HYBRID COATでこだわったいくつかのプレミアムな部分をオミットし、価格や施工性に変換したのが今回発売したIguaz-Gとなっています。とはいえ、イグアスの気持ち良い撥水感やツルツルなボディは継承しています。

コーティングに多様性？

社会や職場、学校などのコミュニティに置いて、多様性という言葉は馴染みが深くなりましたが、コーティングにおいて多様性とはどういった事でしょう？
例えば今まで私たちはコーティング（や時としてポリッシャー、バフなども含め）の性能に依存し、ハイスペックなものこそ販売に値する、そうでないものは扱うまでもない、目線をそのハイスペックに引き上げさせることが中長期的な目標と考えてきました。ポリッシングにおいても当然、目線を高く保ちたいと考えています。
しかし、このハイスペックを販売してくる中で見えてきた真理があります。それは「誰もがハイスペックを望んでいるわけではない」ということです。特にコーティング剤に関してはあえてスペックを落とし、扱いやすくしたものを好んで使う、または提供しているプロショップもたくさんある事に改めて目を向けました。

詳しくは別途セールスマニュアルを展開予定ですので、そちらをご覧いただきたいのですが、そのこころは施工する車の先にいらっしゃる「オーナー」の生活や思考を誠実に考え、カーディテイリングショップとしているか提案できるかどうかだと考えています。

正しいことや理にかなったことだけでなく、オーナーの立場や予算などを汲み取れる色々な意味で「優しい」「許容できる」コーティングがイグアスGになります。そしてオーナーだけではなく、これは施工店様にとっても提案しやすく利益になりやすい資材になっています。
まぁ、この辺りは追ってセールスマニュアルをご覧いただければ幸いです。

施工のしやすさ

イグアスGは塗り込み後の拭き取りを「濡れ拭き」直後に「乾拭き」仕上げをすることで、レベリングを容易にし、塗りムラや拭きムラが起こりにくく、仕上げやすくなっています。
3D HYBRID COATと比べて仕上げ後の車ばなれがよく、納車まで時間が取れない場合もお役に立てるのではないでしょうか。
もちろん、3D HYBRID COATは引き続きフラッグシップコーティングとして販売継続予定です。高い品質、確かなクオリティ、ハイエンドゆえの高い利益率設定など、安心してお選びいただける仕様になっています。

IGUAZ-Gは施工動画も撮影済で編集している最中になります。今週中にはご覧いただけると思いますので今しばらくお待ちくださいませ。