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CATEGORY : STAFF DIALY

GR!!


KAISERJPより新製品のバフが登場!その名もGR100/GR138!
GreenバフにRedのEVA、直径100/138ΦなのでGR100/138というシンプルなネーミングですが、この硬さと形状はシンプルというよりむしろ奥深ささえ感じるものになっています。メインのフォームは先行して発売したWR系やOR系とは比較にならないほど硬く、ロングウールに近い研磨力と程よい熱を生かしながらミッドレンジまで持っていけるスピード感、いい意味での「ホドホド」感が魅力のバフで、低単価で多くの台数をこなさなくてはいけないショップさんなどに強くお勧めしたいバフになります。







旧来のハード低反発とは異なる初期からの使いやすさをご体感頂けるのはズバリHEXEVAと呼ばれる六角スリットとリサイズされたEVAの仕様によるもの!ロングウールのデメリットとなる毛の抜けが発生しないのも低単価作業に大きく貢献します。




客観的に伝われ、この硬さ!




GR138に鉄球や重りをかけてみると目視できる凹みになるには、かなり面積を集中する必要があります。重りをかける自体あまり馴染みのある作業ではないので実感湧きにくいかもしれませんが、「結構硬い」というシンプルでいてしょうもないレビューです(笑)
客観的には左の鉄球が最もわかりやすいのですが、WRもORもすぐに鉄球型の凹みを生じます。GRはほぼ全く凹みません(WRもORは鉄球底面1㎠ほど凹みますがすぐ復元します)。指圧においても同様で、かなり強く押し込むと凹みます。
























実際に磨いてみる




パネルは弊社デモカーのPTクルーザーで、R-M補修塗料です。適当にスクラッチを入れてどのあたりまでいけるかチャレンジです。ちなみに作業はプロではなく素人に毛が生えた程度のKENがやってみます。








まずは適当にスクラッチを入れます。硬い不織布を強めに押し当て拭き拭き!具体的にはルペスのマーク3を新品で購入したときにパッドについてくるあの硬い布。アレです。
マスキングを施し、ビフォーアフターをわかりやすくします。

今回のマッチングは
・シャインメイト EB351 5/15
・ROZQ Tempest S115
・KAISERJP GR138
・FunCruise E5








時間的には1分半ほどでしょうか。途中1回コンパウンドをおかわりしています。
仕上がりはこんな感じ。







いいのか悪いのか、思ったよりいい感じに仕上がってしまいました。やらせっぽくなってしまいますが普通にガチです。アップしてみても








ブラックウールの立場ないじゃんw 細かい目が入っているのがお分かりになるかと思いますが、次工程で簡単に消えるやつですね。深い目は残りましたが、RYOくん曰く「もう少し押さえておけば消える」らしいです。俺は「熱が結構入るんじゃないかなー」とこのあたりでギブ。腕の良い方なら消せるでしょう。




研磨圧をかけて傷を消すタイプのようで、圧を抜いて磨くと細かい打痕は入らない反面、深い傷は消えませんでした。圧をかけると細かい目が入るので、これを気にしないか次工程でサラッと消すかです。ハニカムスリットのおかげで想像以上に熱が入りにくく、硬いバフ特有の熱はかなり低減されています。そして目立つ色のEVAもあってエイムしやすく使いやすいです。
とはいえ万人うけするタイプのバフではないかもしれません。本日ご来店のお客様も、「うーん、これはいい(不要)かな」と率直にお話し頂いています。合う合わないは業態やお持ちのポリッシャーなどからご検討頂ければと思います。




黒い部分はコンパをつけた跡




以上、新商品GR100/138でした。店頭でもお試し頂けますのでお気軽にどうぞ〜!





POLISH MASTER'S MUST ITEM