本日は「ボトルネック」という言葉から、ディテイリングにおけるボトルネックやボトルネックを解決する小技的なツールをご紹介します。
- ■ボトルネックとは
- ■カーディテイリングのボトルネック
- ■BULLETの製品でボトルネックを改善?
- ■本当に便利!DWL2500
- ■時短+ストレスフリー
- ■人気のAP-L
- ■ポリッシャーからはシャインメイトを
- ■ロングセラーBLTも時短?
- ■ボトルネック対策にボトル!?
- ■最後にトルネーダー
ボトルネックとは
ボトルネックという言葉を聞いたことはありますか?
全体の流れが何かしらの事象などで制限を受ける部分を表す言葉で、システムやオペレーションなどの他、ビジネスシーンでも使われます。例えばとある生産現場で、仮にA~Zの手順を踏む必要があるとします。A~L工程までは順調に進んでいるものの、M工程で作業に何かしらの遅延が発生し、以降のN工程以降の進みが悪くなる場合にボトルネックはM工程であり、ここでの改善が必要になると言えます。
ボトルネックはそのままですが瓶の首を意味します。砂時計のくびれがボトルネックと言えばわかりやすいかもしれないですね。
また、工事渋滞や事故渋滞もボトルネックの概念がわかりやすいものとなります。工事現場を過ぎるとスイスイ快適に車は進みますが、あくまで絞られた車の流れになります。
カーディテイリングのボトルネック
1人で作業をする場合にはあまり実感が湧かないかもしれませんが、例えば洗車工程・磨き工程・コーティング工程・納車待ちなどいくつかの工程があり、大人数でこれらを分担するとなると、入庫から出庫までボトルネックのない滑らかなオペレーションを求められますが実際にはそう簡単はいかないことが殆どです。
ボトルネックの原因として、例えば車両の状態が悪かったり、作業者の技術力が不足していたり、機材などが故障していたりなどが考えられますが、速やかにこれらを取り除くために新たなツールや人員投入、故障機材の修理などを行なっていく必要があります。しかし目に見えにくいわずかなボトルネックも存在します。例えば洗車時の「水の流量が少ない」「クロス(タオル)の吸水が悪い」や、研磨時の「ポリッシャーやライトのコードの取り回しが悪い」「バフの清掃に時間がかかる」などです。いずれも大した理由にはなりませんが、継続的にそして必然性が少ない割に時間を取られている内容はボトルネックとして対策を施す事で結果的に作業利益を向上させる事に直結します。
BULLETの製品でボトルネックを改善?
だいぶ遠回しな感じになりましたが、BULLET取扱製品でも細かな時短を実現できるものがあるのでご紹介します。要は効率改善ツールですね!今回はポリッシャーの研磨力とかそういう「○○力」の話は極力無しでご紹介していきます。まずはラインナップから!じゃんっ!
本当に便利!DWL2500
まずは時短の代表コードレス。入荷までだいぶ時間が掛かってしまいましたが、FLEX DWL2500 LEDライトとスタンド・充電器がセットになったDWLライトキットをご紹介します。
FLEXのポリッシャーやブロアー、掃除機などとバッテリーを供用するDWL2500ですが、コードがないだけでこんなに楽かというほどありがたみを感じています。というのも当店店舗でも実際に利用しており、ご来店のお客様がどのパネルを磨いても簡単に移動できる為、まず最初にこれを推したいと考えていました。スマホで光量や色温度の調整ができ、4機まで同一のアプリからコントロール可能です。先月中旬にスタンドがモデルチェンジし、上下二つのポイントにライトを取り付けることができるようになりました。金額はかなり張りますが非常に便利です。おすすめです。
時短+ストレスフリー
次にスタンドアロンを推してみます。時短+作業者の負担を軽減できるアイテム。ポリッシャー(というかEVO)をちょっと置いておくシーンは結構あると思いますが、標準装備のクッションテープでももちろん逆置きできますが、スタンドアロンは3点倒立になるので安定感がダンチです。ただ、ポリッシャーを置く瞬間というのは思った以上に多く、これの有無で数秒単位の時短がチリツモ(塵も積もれば山となる)で大きな時間短縮になるかと思います。
人気のAP-L
他社製でも大判クロスは出ていますが、弊社取扱のAP-Lも大変人気です。洗車時の拭き取りにクロスで吸水をして絞りますが、この「絞る時間」を削るために生まれたのがこの大判吸水クロスAP-L。「絞る時間て!」と思われるかもしれませんが、ちょっと思い出して下さい。セームクロスなどで吸水した後、1台拭き上げるのに何回絞っていますか?これを絞らずに吸水できなくなるまで使うというクロスがこのAP-Lとなります。
DIYユーザーや個人使用の場合はご自身の車を拭くのに使う前提ですが1枚でほぼ事足ります。しかし例えば会社でお使いの方は1枚では足りなくなることもあり、8月1日よりまとめ買いをラインナップする予定です。
ポリッシャーからはシャインメイトを
ポリッシャーでもやはりコードレスで時短を実現できます。ただしメイン機としてではなく、ちょっとした手直しなどに使用することを想定しています。今回K&FP シャインメイトのEB351系をチョイスしたのはリカバリー能力を備えているところがポイント。つまり研磨力です。研磨力は〜と言ってたのにすいません。しかしFLEXのコードレスダブルアクションがややマイルドな味付けになっているのに対し、非常に獰猛な回転数とトルクを見せるシャインメイトは多くのお客様から選ばれているように思えます。これはぜひ店頭で違いをご体感頂きたい部分でもあります。
ロングセラー BLTも時短?
BLTを他の商品と同列に並べた理由は「傷戻りのしにくさ」。10年ぐらい前と比べると傷戻りのしにくいコンパウンドがだいぶ多くなりましたが、最短翌日着で安定供給できるところもBLTの推しの一つです。今でもなんだかんだBLTが使いやすいねとおっしゃって頂けるお客様が多く、様々な事業所でこの目立つデザインのボトルを見かけます。ありがたいことです。
※最短翌日着には条件があります。
ボトルネック対策にボトル!?
シャレじゃないんですが、詰め替えボトルは結構な時短になります。コンパウンドやケミカルをサッと使うために小分けして使うというのは結構多くの業者さんでやっていらっしゃいます。ホムセンでも売っていたりしますので、そういったもので代用しても良いと思います。BULLETで販売しているPE(白)は耐薬品性に優れているので、様々なケミカルにご使用いただけます。PET(黒)は格好いいんですが、中身を選ぶのと、ある程度粘度が低いものに限定されます。比較的シャバいH5 300やE5 300が入っているボトルです。
最後にトルネーダー
最短の時短はやはりいかに研磨時間を短く効率的にいくかという部分になるかと思います。
このためには狙った傷を狙い通りのマッチングで仕留められると大きな時短につながりますが、マッチングは合っているのに思うように仕上がらない時はバフが汚れていないかをチェックしてみましょう。
バフは同じ種類のものを何枚か持っておくのが鉄則です。バフが汚れたらさっさと替えてしまい、バフのストックがなくなったら一気にトルネーダーで清掃すると効率良いですよ!
本日はボトルネックの話から、細かな時短・効率化のお話をさせていただきました。
実は今、Bulletオフィシャルサイト内やYahoo店サイト内もお客様が使いやすいように少しずつカスタムし、時短や商品を探しやすいようにしている最中です。ご迷惑をおかけすることもありますが、ぜひよろしくお願いいたします。