MAGAZINEの更新の遅れ(遅れというレベルではありませんが)で新商品のご案内ができておりませんでしたが、トップバナーやインスタなどでもご案内していた通りナノセラミックコートが非常に好評です。そのスペックを少しでも早く少しでも安くまずは導入の検討材料にしていただきたいという側面から液剤のみのご提供をしているナノセラミックコートですが、いくつかのご質問を頂いているのでご紹介すると同時に回答させていただきます。FAQのようなものですね。
ナノセラミックFAQ
細かい質問も回答させていただきます。こちらにない質問はお気軽にフォームよりお問い合わせください!
◆ 車1台で使用する量は
専用スプレーガン”GR-210FC”施工でおおよそ15mlほどです。サイズにもよりますが、プリウス・フリードクラスで概ね15ml使用します。手塗り・ポリッシャー施工でも20mlほどあれば余裕があります。2度塗りも可能です。使い方にもよりますが、大きい車両で手塗り・ポリッシャー施工を行う場合は60mlサイズをご検討下さい。
◆ 2度塗りのインターバルは?
最低6時間のインターバルを開けてから開けてから施工して下さい。初期硬化が終わる前に2度塗りしてしまうと本来の2度塗りの効果(撥水・スリック性・耐久性)を発揮できなくなってしまうおそれがあります。
◆ 本硬化までの時間は?
24時間必要です。施工後24時間は濡れない場所で保管して下さい。
◆ 膜厚はどれぐらい出ますか?
膜厚はほぼありません。物理的な膜厚を設けるコーティングではありませんのでベースコートを施工した上のトップレイヤーとしてご活用いただくことをお勧めします。
◆ 硬度はどれぐらいか?
第三者機関による測定(JIS規格)で鉛筆硬度試験「HB相当」を確認しています。
◆ 何度吹き(塗り)推奨か?
2度吹き(塗り)を推奨しております。撥水角と滑らかさ(スリック性)が大幅に向上します。ちなみに3度吹き(塗り)以降はあまり効果を体感できないという結果です。
◆ 効果持続期間は?
新素材につき明確な期間は回答できませんが、現在実用中の乗用車で1年半以上効果が持続している事を確認している。また、洗車機による洗車を行なっている実用中の乗用車で9ヶ月以上の排水効果とシリカスケールの難付着性を確認しています。また、第三者試験機関による耐候試験(スーパーUV 154倍速)で12ヶ月(1年)相当で撥水角95°を維持しています。
◆ 艶感についてはどうか?
ごく僅かに向上します。(ベースコートの性質にも拠ります)。また、耐久の度合いでは第三者機関による JIS5600 耐洗浄性試験での鏡面光沢度は洗浄前と300回洗浄後で大きく光沢度が変わらないことを確認済みです。
◆ 排水性は?
接触角105°の撥水性です。第三者機関での実証済み。なお、300回洗浄試験後の接触角は103°と大きく変化がないことを確認しています。また、第三者試験期間による耐候試験(スーパーUV 154倍速)で12ヶ月(1年)相当で撥水角95°を維持しています。画像は耐候試験後の撥水状態です。
◆ 他社コーティングに使用可能か?
全銘柄に対してのテストを行っておりませんので分かりかねます。また、現実問題としてそのテストは非常に難しい為、当社からのご案内は差し控えさせて頂きます。一部他社製親水ガラスコートに定着しづらい報告が上がっておりますが、実証しておりませんので公表は差し控えさせて頂きます。
◆ 既に施工してあるコーティングの上に施工できるか?
上記と同様で、全銘柄に対してのトップコート化テストは非常に難しいと考えています。3D HYBRID COATなど弊社が実証しておりますコーティング剤に関しましては、施工面に付着する汚れなどの堆積物を除去してからしてから施工してください。定着しにくくなります。
◆ 施工環境はどのようなものが望ましいか?
温度や湿度がある程度コントロールしやすい屋内が望ましいです。専用スプレーガン”GR-210FC”で施工を行う場合は十分な換気ができる設備が必要です。ミストを吸着できるフィルター付きの換気扇をご使用ください。また、施工者もゴーグル・防毒マスクを着用して施工してください。
◆ 手塗りでも施工可能か?
最もおすすめしている施工方法は専用スプレーガン”GR-210FC”での施工ですが、手塗りでも施工は可能です。塗布直後に拭き取りを開始して下さい。手塗りは最もムラになりやすく、また余剰分が多く発生するため3台以上施工する予定がある場合は専用スプレーガン”GR-210FC”導入検討をおすすめします。
◆ ガラスに付着した場合はどのように対処するべきか?
慌てずに水拭きやIPA(速乾性のアルコール溶剤)などで拭き取って下さい。硬化するとスクレーパーなどで削りとる必要がありリスクが増大し、かつ手間となりますので、スプレー施工の場合はすぐに拭き取る準備をしておくか、マスカーなどで養生をしっかりしてから施工して下さい。
◆ 余った溶剤を瓶に戻しても平気か?
可能ですが、硬化は大きく進んでおりますのでなるべく早めに使い切るようお願いします。専用スプレーガン”GR-210FC”で施工の場合はガンの清掃も忘れずに行って下さい。
◆ メッキやゴム部への施工は可能か?
可能ですが全ての素材を試しているわけではありません。ケミカル・コーティングの使用時は目立たない部位で試用してから本使用を行うようにして下さい。
◆ スプレーガン調整はどのようにすればいいか?
専用スプレーガン”GR-210FC”の吐出圧は0.05mpa~0.08mpaの間で調整(調整ノズルは0地点から90度程)して下さい。パターン幅は適宜調整して下さい。絞る(パターン幅を小さくする)場合は吐出量を少なくして下さい。
ガンから吐出するミストは非常に視認しにくい為、吐出しているかどうかを確認する際に自分の顔などに向けないようお願いします。
◆ スプレーガン施工時のパネルとの距離は?
商品紹介ページの通り、40cmを目安にして下さい。パターン幅やパネル部位などに応じて適宜調整して下さい。
◆ スプレーガンのメンテナンスはどのようにすればいいか?
シンナーで洗浄して下さい。改めてスプレーガン清掃コンテンツをご用意します。
◆ 専用スプレーガン”GR-210FC”でナノセラミック以外のコーティングを塗布できるか?
ナノセラミックコート用に開発していますので分かりません。コーティングの粘土や成分などによっては目詰まりを起こすものや硬化が促進されてしまうものなどもあるかもしれません。
◆ 一般的な塗装ガンやエアブラシなどを使用し、スプレーガン施工として代用できるか?
吐出量が多く、余剰成分となる事が予想されます。消費量が多くなったり、拭き取りが非常に重くなるなどの懸念があります。
◆ 液剤使用量に関する実車施工データを教えて欲しい
R5年式 ホンダ ZR-Vでは専用スプレーガン”GR-210FC”で施工(1工程)を行い、新品30mlに対して 11ml(約半分以下)使用しました。残留したものは天面の2度塗り(レイヤリング)やホイールへの施工などでご活用下さい。
◆ 画像データなどをもらえるか?
はい。ご用意させて頂きます。例えばホームページで使用する為の排水性能に関する画像やロゴデータなどもお申し付け下さい。画像データに関しましては当社に著作権があり、一次使用に限らせて頂きます。加工・変更・改編・2次配布(販売含む)・透かしデータ追加などはご遠慮下さい。
販促物に関してはパッケージが確定次第改めて展開・共有・配布致します。
パッケージングは来月中には展開できると考えています。正式パッケージが販売となりますと、現在の仮パッケージは販売終了となる見込みです。今のうちに試しておきたい!という方はお早めにどうぞ!