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CATEGORY : YOUR SKILL UPSTAFF DIALY

技術力を上げる為に?


たまには製品から離れて、技術力や応用力に関する記述もしてみたいと思います。
私たちBulletは多くの便利なディテイリングツールに囲まれて生活をしています。そういったツールを販売しているので、当たり前っちゃ当たり前なのですが、そのツールに囲まれた生活環境がたまに製品が生まれた理由製品特性の存在を霞めさせることがあります。つまり「慣れ」が蝕んでくるのです。
こういった際に私たちが行うのが「●●縛り」です。




作業に制限をかける




●●縛りとは簡単に言えばさまざまな制限をかけて作業に臨むことになります。例えば「ウールは使わずに作業する」や「特定のポリッシャーを使わずに仕上げを行う」などです。こういった特殊な制限をかけることで、その使うことができない資材の代替品をイメージしたり、そもそもの目的と手法自体を見直すことができるので、私たちBulletのスタッフとしては、様々なシチュエーションで作業をする事業者様(お客様)のお困りの事を実際に体感でき、商談トークに活かすことができます。
具体的な縛りを言えば、皆様から厚い信頼を頂いている「FC-125EB」を使わずに作業をする、とします。「逆125EB縛り」とでも言いましょうか。こうなるとある程度の研磨力を持ったバフチョイスを行ったり、組み合わせるコンパウンドを少し強めにしたりなどをする必要が出てきます。弊社取扱品でいくつか代替案を挙げれば例えばPB ブラックウールをプライマリに、セカンダリとしてWR138OR138などを当て込んでいき、濃色車の場合はYR138FC140USで仕上げていくなどになりますが、この工程の中でFC125EBの担っているレンジがブラックウールとWR138くらいのレンジかなと考えると、「 FC-125EBってこんなにレンジ広い(考え方としては仕上がりがいいとも取れる)んだ」と再認識することもできます。








基本的にゴールは同じですので、カーナビのルート再検索と同じものだと考えるとわかりやすいかもしれません。
この「縛り」ルールは応用力を鍛えることにもなり、各社さんが持つ「十八番」や「鉄板」と呼ばれる技法やマッチングをあえて崩す事で、ディテーリングの本質を身につけていく事ができると考えます。
また、例えばですが普段あると思っていたものが無い、みたいな資材不足のシチュエーションにも経験を活かす事ができ、引き出しが増えるメリットもあります。
特にコンパウンドとのマッチングなんかも複合で考える事が重要になってきますので、いろいろな資材を使えるのであればぜひ率先してチャレンジしてみてください。




知らず知らずのうちにやってる事







ただ、実はすでにこれをやっている方は多いのではないでしょうか。また、知らず知らずのうちに殆どの方が「シングルなし縛り」、というより「ダブル縛り」とでも言いましょうか、皆様やってらっしゃいますよね。そうです。RUPESやFLEX、シャインメイトでの初期研磨は図らずも「ダブル縛り」だったりします。こういった意味でも、ルペスに代表されるハイオービットDAのありがたみを感じることができます。業界の経歴の長い方や、シングルから入ったDetailerさんはこの意味がよく分かるのではないかと思います。
ちなみに弊社で最も「きちぃ」と言わしめたのは、「(RSE)EVOを使ってはいけない縛り」でした。
無理じゃない(というか、昔はなかった)けど相当きついと言ってました(笑)皆様だったらどう仕上げますか?




くれぐれも代車等でお試し下さい




エンドユーザー様のお車でご自身の技量を上げるのはお勧めしません。施工者にとっては何100台、何1000台のうちの1台だったとしても、その車のオーナー様にとってはかけがえの無い1台です。ぜひ代車や許可をとった車両でやることをお勧めします。

















POLISH MASTER'S MUST ITEM