RUPES(ルペス)純正のバフやコンパウンドを、Bulletでは実はひっそりと売っています。
「こっそり」というのは実際少し語弊がありますが、BULLETが会社としてのミッションステートメントとして持っている「突き抜けた技術力と審美眼を広める」というコンセプトから、少しアプローチが異なるかなという部分がある為、公式サイトでは販売していません。しかしこれが意味するのは決して純正コンパウンドやバフの品質が低いという事ではなく、あくまでユーザーに対しての「アプローチの差」が異なるだけになります。誤解を受けぬよう、明確に否定しておきます。実際にYahoo店でもBulletの名前で販売している実績があります。
まぁ、実際「うちのお店でなくても購入できますし…」という事もありますが(笑)
敢えて「RUPES純正」
さて、今年の6月にRUPESのウェビナー(Webセミナー)があり、深夜にそれをチェックしたというお話は過去にエントリーを書いた気がしますが、今チェックしたら書いてませんでしたね笑
このウェビナーではRUPESの新ポリッシングシステムに関する内容が英語やイタリア語などで紹介されました。
RUPESの語源についてのエントリーの際に、RUPES製品取り扱いを開始しましたという記述をしていますが、実はこのウェビナーを受講し、Magazineを更新したあたりから新コンパウンドはラインナップしていたわけです。バフの方は少し遅れて仕入れだったのですが、このウェビナーで紹介していたコンパウンドとバフが全て揃い、発売開始となりましたのでこれをチェックしていこうと思います。
わかりやすい「マッチング」
旧タイプのコンパウンドはCOARSE-MEDIUM-FINE-ULTRAFINEの4種+UHSという高硬度クリヤー用コンパウンドが存在し、同時にこれに対応するバフも販売されていました。というか今もまだ販売しています。バフはこれらのウレタンシリーズの「目」の他、通気性の高いマイクロファイバーバフやウールバフもラインナップされています。
傷の深さや塗装色によってこれらを使い分けて仕上げていくというものでしたが、基本的にはこれらを踏襲していく流れになります。しかし必要になる数は大きく減っています。
の3種とこれに合わせたバフを組み合わせていくというものになります。
バフは同じく
という3種になります。
ポリッシャーはダブルアクションとギヤアクション共用になります。実際のところ、RUPESの力の入れ具合的に見ても、名前からしてもダブルアクション(DA)用と考えて良さそうですね。
※傷の具合によってはシングルアクションを使う事もある想定としてシングル用のコンパウンドをラインナップしていますが当店ではご用意していませんので、どうしてもという場合はお取り寄せになります。
要は同じ色のバフとコンパウンドを使って、順繰りに仕上げていく事でスマートに磨けるというものになります。マッチングに悩む必要がないという意味では非常に簡単で明快です。LHR15や21といったダブルアクションに、青いコンパウンドと青いバフを使って粗削りをし、「青い組み合わせ(COARSE)」で付けてしまったバフ目・磨き傷といったものを「黄色い組み合わせ(FINE)で磨き落とし、最後は「白い組み合わせ(ULTRAFINEとUNO PURE)」で仕上げるという悩みようの無いセット感でラインナップを固めています。
必要に応じてウールやファイバーの組み合わせを推奨していたり、ポピュラーな1ステップ・2ステップの研磨法なども紹介していますが、シンプルでいてスマートな磨きを実現したいというのであれば、あまりセオリーを崩すべきでは無いかなとも思います。
どんなシチュエーションで活躍するか
言わずもがな、DIYにおいて最も安全かつFunな組み合わせだと思います。ハイパワーDAポリッシャーでの組み合わせになる為、傷消し能力も必要十分である事や低リスク性、粉の出にくさや仕上がりもDIYにおいては高品質なフィニッシュになると容易に予想できます。まぁDIYにしてはちょっと値段は高めであることは否定できませんがw
ただし間違いなく車磨きやディテイリングの楽しさや奥深さを知る上でベストウェイの1つだと思います。
もう1つ私どもがお勧めしたいのが、ディテイリング事業のスタートを行う場合に経験者がいない、ノーヘルプの場合などで、かつ「自分でまずはじっくり理解してみたい」という方に非常にマッチしていると思います。
私共が「これがお勧めですよ」というものも当然用意がございますが、ああだこうだ言われずに「自分の頭の中で理解してから説明を聞きたい」という場合も、このDAシリーズは非常に大きな意味を成すと思います。
ある意味シンプルでいて良し悪しや過不足がはっきりと分かりやすい為、次に何が必要なステップなのかを把握する為にも非常に良いセットであると思います。
タイミングを見て実証Magazineか動画をアップしてみたいと思います。
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