Metabo SXE400キャンペーン

本日17時より9月末日まで、Metabo SXE400キャンペーンセールを開始します。
何度かMagazineでもご紹介させて頂いておりますが、コンパウンドと同様にポリッシャーにも研磨レンジがあります。このメタボSXE400はコンパウンドでいう超微粒子などと同じく「仕上げ用」という扱いとなり、他のサイズで言えばRSE-EVOシリーズと同様の立ち位置となる重要なポリッシャーです。また、コーティング塗り込み（銘柄次第ですが）にもご活用頂けます。
つまり細部の仕上げには欠かせないこのSXE400をお得に手に入れるチャンスとなります！

ポリッシャーの向き・不向き

125ΦパッドモデルではLHR15 Mark3やKAISERWHEEL仕様BR112AES、FLEX プロトンダブル・ギア、そして昨日Magazineでお伝えしたShineMate EX620 5-15などがいわゆるカットに適したモデルとなっていますが、80Φ系ではRUPES LHR75やそのカスタムモデルであるχ（カイ）、FLEX プロトンスマートあたりが小径のハイオービット=カット向きモデルとなります。
店頭でお話をされるとやはり「LHR75はもってるよ〜」という方は結構多いのですが、小径（80Φ）クラスの仕上げモデルは「もってない」方が圧倒的に多いと感じます。

昨年春にFLEX PXE80 プロトンコードレススマートが、今年7月にRUPES iBrid nanoが当店より発売しましたが、これらはカット・仕上げの切り替えをドライブシャフトの付け替えで実現をしていますので、ポリッシャーを２台を購入しなくても小径の両レンジに対応する事ができるスグレモノです。※ドライブの交換はPXE80が圧倒的に楽です。

しかしコードレスモデルの利点である煩わしさとトレードオフで、連続使用における不安や絶対的パワーに関してはやはり100Vモデルに軍配が上がります。

100Vが良いのか、コードレスが良いのか。どちらがメリットが大きいのか、工具メーカーにも作業をされるショップ各社様にも各々の考え方がありますので、どちらが必ずしも最適ということはなく、Bullet的に強いて言えば両方あると超便利です。ご予算次第で、とお考え下さい。

仕上げをしっかり行いたいショップに

先程の話に戻りますが、「案外みんな後回しなんだな」というのがこの小径仕上げポリッシャーの所有率イメージです。確かに中径（パッド径125Φ前後）でボディの大半を磨くという事を考えれば、優先順位として中径のラインナップやバフの種類を増やしていくのも分かるは分かります。「出そうと思えば予算をガンガン注ぎ込める」ショップさんは決して多くないのは承知していますが、あると本当に楽なのでぜひ導入してもらいたいというところから今回のキャンペーンは9月末日まで行う予定です。

コーティング塗り込みにも

バンパー周りやエアロパーツはもちろんのこと、トヨタC-HRやRAV4など細かな意匠をもった純正パネルへのアプローチ・仕上げにも便利です。
その他、実はコーティングの塗り込みにも適していて、3D HYBRID COATなどの塗り込みをメタボで行っているショップ様も最近多く見られます。これは塗りムラを低減させる事と、しっかりと塗面に塗り込むこと、塗りスジを出しにくくする事などを目的としています。ごく僅かな熱がかかってしまう事がありますが、それ以外のリターンが非常に大きいのでよほど熱に弱いコーティング以外の塗り込み以外はお勧めです！
組み合わせるバフはKAISERJP B100がお勧めです。

特性を把握して最大のパフォーマンスを

Metabo SXE400はメリットも非常に多いのですが、注意点もあります。デメリットとは少し違いますが、機械の特性として60Hz帯での使用を前提としています。50Hz帯での使用ができない訳ではなく、若干のパワー不足を感じる事があるようです。別売りのアップトランスを併用することでほぼ気にならなくなります。（厳密には異なると思いますが、短時間で50/60Hz帯を跨いで同一の人間が使用した事例が少なくとも弊社にはなく、あくまで感覚的なものになります）

それとSXE400はカーボンブラシの単体設定が元々なく、ブラシ交換の場合はフィールドコイルごとの交換となり、ルペス等と比べると非常に高価です。
逆に言えば、そこまで頻繁にカーボンブラシの損耗は起こらないとも言えます。

トランスを組んで壊れない？

トランスを併用して壊れないかというご質問をたまに頂きますが、アメリカ等に輸出しているモデルになりますので、アメリカの単相115-120V 60Hz本来の出力に近い状態で使えるだけです。あまりお気にされなくてもよろしいかと思います。少なくともトランスを組むことに起因する故障の報告はこの7年以上受けていません。ご安心下さい。
※とはいえ、故障しないことをお約束するものではありません。予めご了承下さい。

出力が220W（国内では100V*定格2Aなので実際200W程度とお考え下さい）と非常に小さいことからLHR75の400Wオーバーと比べると非常に非力に感じるかもしれませんが、そもそもオービットも3mm、220Wとパワーを売りにするモデルではありません。