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CATEGORY : YOUR SKILL UPSTAFF DIALY

Metabo SXE400でコーティング塗り込み


緩やかに夏から秋になっていく流れが全く見えない2021年9月です…。
暑い・涼しい(というかちょっと寒い)の繰り返し+台風の気圧低下で体調悪くなりそうな感じですが、2021半期末なんとか乗り切っていきましょう。




それから、比較的若い方はなかなかコロナワクチンの予約が取れないかと思いますが、ワクチン接種までは予防を徹底していきましょう。かくいう私もなんとか今月末に1回目の予約が取れましたが、強力な変異株も出てきているようで、ワクチンの効果もどこまでなのか不安です…。







世の中を見ているとワクチン接種は良くない・リスクが高いという方と、早く打って重症化を防ごう、医療従事者の負担を減らそうという意見と様々あるようですが、自分自身が両方を実際に深く検証しているわけでもないので、全体の流れを見て打とうと考えています。要は多数決です。
物事を決める瞬間というのは人生において何万回もありますが、自分だけではなく自分の家族や子孫までのことを考えるとちょっと気圧されてしまいますね。自信はありませんが何にしてももういい加減この自粛モードは収まってほしいものですね…。早く居酒屋で飲みたい!旅行に行きたい!




さて!気を取り直しましょう!!キャンペーン中のメタボ SXE400ですが、このポリッシャーのポイントの一つである「コーティング塗り込みに適している」部分をおさらいです!




コーティングの塗り込み







ご存知の方も多いかと思いますが、実はガラスコーティングの塗り込みにMetabo SXE400がかなり便利に活用できるのです。
基本的にはコーティング剤に付属するアプリケーターを使用したり、マイクロファイバークロス(AXMPX)をカットして使ったりする方が多いと思いますが、この場合はコーティング剤を「手塗り」している事になります。
この手塗りにおいては、人間の持つ感覚と筋肉を使用し、ボディの形状に沿って塗り込んでいくのですが、結構「塗りこむ」のはなかなかどうして難儀なものです。コーティング剤はただ塗っていてもある程度密着はするのでしょうが、セロハンテープもペトっと貼り付けるだけよりゴシゴシとしごいた方が密着しますよね。ガラスコーティングは概ね液剤なので実際はそんなにシンプルではありませんが、実際の作業において、そしてその経過観察において、手塗りよりもポリッシャー塗布の方が持続期間は概ね※長いと判断しています。
※効果持続期間は使用・保管環境に大きく左右される為、明確に手塗りとポリッシャー塗布の差と断定は難しいのが実情です。あくまで施工済み実車での社内共有・経験による判断です。

コーティング剤がボディ(塗面)と「結合する瞬間」「造膜の瞬間」を電子顕微鏡のようなもので撮影できたりすれば良いのでしょうが、残念ながらそういった技術にめぐり会えていません。




結果的に何がしたいかというと、少しでもコーティングの効果を持続させたい(保たせたい)ので塗面に一生懸命ゴシゴシと塗り込んでいくのですが、要はこの作業を機械でやったら早くない?という事。
組み合わせるバフは傷になりにくくコーティング剤をしっかりと保持できて適切に滲み出ていくKAISERJP B100 Smootherがおすすめ。キャンペーンで付属するバフですね!
※キャンペーンは終了しました。




3D HYBRID COATの塗りムラにも対応







また、塗りムラを低減できるのも非常に大きく、人間の手の圧力と比較して細かくそして均等に加圧できるのも重要なポイントとなります。
3D HYBRID COAT のような難易度の高いコーティングにも対応しているので、3Dの塗りムラにお悩みの方はぜひご検討下さい。
3Dをポリッシャーで施工する場合は初回のみ少し多めに液剤をバフに付けて下さい。少なすぎるとバフがボディに絡みます。逆によく伸びるIguaz-Gイプシロンはこれ↓ぐらいで十分です。バフ全体に少し馴染ませておくと回し始めのキュッキュ感が軽減します。







なぜMetabo?







SXE400をチョイスするのには理由があります。まず既に下処理・磨き上げた後という前提から、必要になるのは不要な打痕や磨き傷を入れないダブルアクション(DA)ポリッシャーであること、つまり単体での仕上げ性能の高さが必須となります。次にサイズ感から言えば125Φではパッド径が大きく、バフが当たっている範囲の中でも圧がかかりやすい部位、そうでない部位の差が大きくなり、結果としてムラになってしまうリスクが高まります。対して80Φ(3インチクラス)ならば研磨圧のムラが起きにくく、結果的に塗りムラになりにくい美しい仕上がりになります。







では同じ80Φなら例えばルペスLHR75(純正パッドは75Φで少し小さくなりますが)やflex XFE7-12プロトンスマートでもいいの?と質問が出るかもしれません。答えはノーです。
これらのポリッシャーは振れ幅(オービット)が大きく、研磨レンジが異なる(キレ方向)ため、コーティングを塗り込むつもりが打痕を打ち込むリスクを増大させます。




研磨レンジのお話はこちら

https://bullet1959.com/all/staff_dialy/1237




これらを複合すると「DA」「80Φ・3インチクラス」「 仕上げレンジ」のポリッシャーが適しているということになり、該当するのがMetabo SXE400FLEX PXE80 、そして若干サイズは小さいですがPXE80と同じコードレスのRUPES iBrid nanoとなります。(iBrid nanoは最大パッド径が50Φになるので対応バフサイズが少し小さくなります。そして対応バフが当社にはご用意がありません。)
コストの問題などからもMetabo SXE400がおすすめとなります。




塗り込みの際は素早く丁寧に「塗り込む」事を意識しながら当てると良いでしょう。回転速度はほぼ1-2と低回転で使用し、バフに液剤をつけた後はボディに付けてしてからスイッチを入れて下さい。ボディについていない状態で空転させると液剤が飛散します。




同様のポリッシャーはある?




研磨レンジとサイズが同じFLEX PXE80(プロトンコードレススマート)はこの作業に適していますが、唯一の違いとして、連続可変調整のメタボと異なりスイッチ変速の4パターンしかないため、微妙な回転速度の調整が必要な場合、そして絶対的な費用を少なく収めたい場合はメタボに軍配が上がります。逆にコードがない分、圧倒的なフットワーク(軽快さ)を好まれる場合はPXE80を推します。コードレスはまだ少し業界での浸透性は低く、中には食わず嫌いな方も多分にいらっしゃるのではないかと思います。こういった方はぜひ当店でメタボPXE80の使い分け(ルペス等も含めて)でご判断下さい。




名付けてポリッシャーフィニッシュ




メタボSXE400で塗り込みをするメリットについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
要は高い仕上げレベルをお求めの方や塗りムラにお悩みの方に最適です。




今思いついた名称で大変恐縮ですがこの「ポリッシャーフィニッシュ」での仕上げはエンドユーザーに対する絶好のアピールになると思いますので「こうやって仕上げているから他店と違うんですよ、高品質なんですよ」とアピールすることも重要です。いくら技術があっても結果的にエンドユーザーから選ばれる事がなければせっかくの技術も無駄になります。ぜひご検討下さい。














POLISH MASTER'S MUST ITEM